ブラタモリ☆洞爺湖
洞爺湖
洞爺湖(とうやこ)は、北海道虻田郡洞爺湖町と有珠郡壮瞥町にまたがる湖。二級河川長流川水系に属する。周辺が支笏洞爺国立公園に指定されており、洞爺湖有珠山ジオパークとして「日本ジオパーク」「世界ジオパーク」に登録されている。また、「日本百景」「新日本旅行地100選」「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選定されている。
学生の時に一度訪れたことがありますが、あまり印象に残っていません。
やはり、事前学習なしでの旅行はあまり記憶に残らないんですよね。
しっかり、その土地のことを調べていくと旅行も何倍も楽しくなります。
火山と共生する
この言葉が一番心に残りました。
番組の後半は昭和新山のお話へ。
1944年からの噴火で、平地が盛り上がってできた山です。
当時は第二次世界大戦後の最中であり、世間の動揺を抑えるために噴火の事実は伏せられ、公的な観測を行うことはできなかったそうです。
そのような状況下であり、スパイ容疑がかけられる危険も顧みず、子孫のために観察記録を作成し続けた方が紹介されていました。
火山をただ恐れるのではなく冷静に観察し、記録を残すことで次の世代に教訓を残し、火山と共生するヒントを得ることができたのです。
そして2000年の噴火では、迅速な避難行動がとられ、1人のけが人も出ず、噴火史上の奇跡となって実を結んだとありました。
考えさせられます。
最後に、2000年の噴火の現場は地殻変動の標本として、噴火の痕跡を見ることができるよう当時のままになっています。
火山と共生する姿が世界の洞爺湖となった最大の理由なのです。
火山を避けるのではなく、過去の知恵から共に生きる。
自然と共存することを学ぶことができました。