本『アンガーマネジメント』
アンガーマネジメント入門
- 作者: 安藤俊介
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/09/07
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
『怒り』に、振り回されたくない。
『怒っても疲れるだけ』と分かっていてもついつい怒ってしまう。
そんなことを解決できるかなと思い、この本を読んでみました。
『怒り』とは
怒っている時、出来事そのものに怒っているのではなく、出来事に対する自分の「勝手な解釈」に対して腹を立てています。
そのため、必要のない怒りを感じないと言う「認知の修正」と必要な怒りを感じたとしても、その事を上手に取り扱うための「行動の修正」がアンガーマネジメントする事に必要です。
怒りに対して、許す、許さない、この二元論ではなく、間に「まぁ、いいか」と思えるような許容範囲を作ることも重要です。
怒る原因は他人ではなく、自分にあり、
自分にとって重要×自分がコントロールできる範囲が広いところに重点的に力をいれるようにします。
重要だけど、自分でコントロール出来ない範囲は、そういうものがあると思って受け入れます。
世の中には自分にはどうにもならない事があるのです。
また、重要でないし、自分でもコントロール出来ない範囲は考えても仕方がないので、さっさと忘れます。
このように、
怒りに対して主体となって、怒りに自分が振り回されないようにする。
その為にも、怒りを感じた時に本書では、アンガーログをつける事をすすめています。
アンガーログをつけ、怒りを冷静に見つめ直し分析していく事で、怒りと上手に付き合っていきます。
まずは、怒りを感じた時に捉え方の選択とアンガーログをつける事から始めてみます!